じっくりとみんなでつくる短歌deダンス@横浜STスポット
こんにちは。短歌を詠むダンサー/振付家の涌田悠です!
今回私は、短歌deダンスシリーズvol.7《じっくりとみんなでつくる短歌deダンス@横浜STスポット》を企画しました。
◎企画の概要◎
2022年3月にSTスポット横浜にて上演予定の新作ソロ作品を、約1年間じっくりと時間をかけて創作します。
〈からだが世界に触れること・触れられること〉をひとつのキーワードに、STスポットとその周辺の横浜の街を創作の場のひとつとして、街の風景や他者と出会うことから言葉とからだを見つめてゆます。
創作では、特に以下の3つを大切にしたいと考えています。
①上演をする場に根差した長期的な視点での創作
STスポットとその周辺の横浜の街での定期的な半滞在制作・リサーチ(2021年6月・9月・11月)を行います。
創作の場と上演の場を隔てずになだらかに繋げてゆくと共に、自身のテーマのひとつである言葉とからだの関係性について、わからないものをじっくりと味わいながら問いを深めてゆくような時間を過ごしたいです。
②他者と関わりながら行うひらかれた創作
制作過程から、異なるジャンルのアーティストなどの他者とコミュニケーションを取りながらリサーチ・創作を行います。閉塞的になりがちなソロ作品の創作の中で、自分の外側の視点に触れることや自身の視点を他者と共有する場を作ることを試してみます。
③創作過程、上演における観客とのフラットなコミュニケーションの場
滞在制作/リサーチの内容をインターネットにて一般公開し、創作過程を観客と共有する場をつくります。 また、オープンリサーチやワークインプログレスなど観客と作家がフラットに対話ができる場をつくり、観客とのコミュニケーションを重ねる中で作品を育ててゆきます。
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6月は「街を歩くこと」を軸に、リサーチを開始しました。からだが街の風景や他者に触れるときの実感、そこから生まれる言葉や身体感覚を少しずつ積み重ねてゆきます。
今回、共同リサーチ仲間として
レぺゼン・テキスト 松本奈々子さん(チーム・チープロ)
レぺゼン・音 飯塚大周さん(チーム夜営/オフィスマウンテン)のお二人をお迎えしました。
それぞれのからだの持つ異なる視点からの街の歩き方・世界への触れ方を共有しながらリサーチを進めてゆきます。
作品を通して作家と観客が出会うのは上演をされる瞬間ですが、作品が生まれるもっともっと前のことや創作過程の中にある小さなものたちを記録・共有してみたいと思い、この日記を始めました。
よかったら、たまに遊びに来てください◎
知らない街を
知らない誰かが住んでいる街を
自分の住んでいる街を歩くように歩いてみる 景色を見てみる
言葉を 音を からだで拾ってみる
わたしの言葉が誰かの言葉になりうるか
誰かの音がわたしの音になりうるか
わたしの住んでいる街から
あなたの住んでいる街から
横浜のSTスポットを経由して
宇宙へ
2021年5月24日(月)21:59 わたしの部屋